【開発者インタビュー】日常にそっと寄り添う秋の新作ポーチ｜ベロアポーチシリーズ

「秋らしさを先取りできる素材感とカラー」を軸に開発しました

2025年秋冬シーズンを見据え「秋らしさを先取りできる素材感とカラー」を軸に、新作ポーチの企画がスタートしました。

Francfrancの秋のスタイル提案「COZY CHIC」の世界観を反映させた、大人っぽくシックな印象のデザインを作る目的だったのですが、「Francfrancファンの方にも共感していただけるような“可愛らしさ”も大切にしたい」という声も上がりました。

そこで、大人×シックを重視した「ベロアプリーツ」と可愛らしさ×Francfrancらしさを表現した「ベロアリボン」2つのシリーズを同時に開発することになったんです。

そうなんです。
異なる印象を持ちながらも、同じ生地やパーツを使用することで、並べてもシリーズとしての一体感が感じられるよう設計されています。

それぞれの魅力を引き立てながら、「COZY CHIC」な秋のムードを、Francfrancらしく表現できたのではないかと思います。

プリーツの幅やリボンの形にこだわり、何度も試行錯誤を重ねました

一番こだわったのは、プリーツやリボンの縫製をいかに美しく仕上げるかという点です。

実際に海外の縫製工場にも足を運んで、量産ラインでの懸念点をひとつひとつ確認しながら、どうすれば生産時にもクオリティを保てるか、現地でしっかり話し合いながら進めました。

はい。 プリーツの幅やリボンの形なども、3〜4回はサンプルを作り直し、一番きれいに見える縫製バランスを見つけるために何度も試作と修正を繰り返しました。

最初はサテンやスエードなど、いろいろな素材でも試してみたのですが、最終的には縫製が美しく映えて、高級感もあるベロアが一番良いという結論に至りました。

最初のデザインイメージを固める作業にはかなり時間がかかりました

やはり一番時間がかかるのは、最初のデザインイメージを固める作業です。

そのシーズンで表現したい世界観をきちんと反映しながら、お客様が使いやすいデザインとのバランスをとることがとても難しいんです。

個性的すぎず、普遍的すぎず「Francfrancらしさ」をどうデザインに落とし込むのか、アイデアの“芯”になる部分が思いつくまでは、正直、かなり苦しい時間が続きます。

でも、その分「これ、可愛くなりそう！」というラフスケッチが描けた瞬間は、本当にワクワクしますね。

特に今回はポーチだったので、ベースの形状がすでに決まっている中で、どうデザインを工夫するかがポイントでした。

たとえば「リボンを使ったデザインにしよう」と決めても、それを展開しているすべての形状に自然かつ可愛く落とし込むには、かなり試行錯誤が必要でした。

私はいつもスケッチブックにペンでラフをたくさん描いて、「どこに、どんなパーツをつければ可愛くなるか」をひたすら考えるんです。

1つのポーチのデザインが決まるまでに、多いときはラフを10～20枚ほど描いています。

小さいポーチと大きいポーチを並べると、なんだか“親子”みたいで可愛いんです

Francfrancのポーチは、持ち運びに便利な小さめサイズから、おうちでのメイクタイムにぴったりなバニティタイプまでサイズ展開が豊富なので、お気に入りのデザインが見つかったら、同じシリーズでそろえてもらえたら素敵だなと思います。

小さいポーチと大きいポーチを並べると、なんだか“親子”みたいで可愛いんですよ（笑）。

見た目にも可愛くて、実用性もしっかりあるので、ぜひお気に入りの組み合わせを見つけていただけたら嬉しいです。

使うたびに嬉しい気持ちになっていただけたら

ポーチは日常の中でいつもそばにあるアイテムなので、日常の中で少しだけテンションを上げてくれる存在として使ってもらえたら嬉しいです。

私自身可愛い物を持っていると、使うたび、目に入るたびに嬉しい気持ちになるので、今回発売したベロアリボン＆ベロアプリーツのシリーズが、誰かにとってそのような存在になってくれたらいいなと思っています。

▼今回ご紹介したアイテム

光沢感のあるベロア生地に、大きなリボンをあしらった華やかなポーチシリーズ。

可愛らしいモチーフながら、落ち着いた配色で甘くなりすぎず、大人のデイリー使いにも取り入れやすいデザインです。

見た目の可愛さと実用性を兼ね備えた、秋の装いに映えるアイテムです。

光沢感のあるベロア素材に、繊細なタックプリーツをあしらったシックなポーチシリーズ。

秋らしい落ち着いたカラーリングと上品なデザインで、大人の女性にぴったりのアイテムです。

洗練されたデザインと実用性を兼ね備えた、季節を感じる一品です。