【開発秘話】こだわりのフォルムによる空間のご提案｜ディズニー MAGIC of CHEMISTRY

空間をご提案する、Francfrancならではの表現をしたい

そもそも雑貨ではなく家具を選んだ理由は、Francfrancでしかできない表現をしたかったからです。

Francfrancでは、雑貨に家具を揃えた、空間全体をご提案しています。
今回のMAGIC of CHEMISTRYの企画においても、そのアイテム単体での表現はもちろんのこと、他のアイテムと組み合わせることで作品を表現できたらと考え、家具の開発に取り組みました。

また、家具の中にも様々ジャンルがありますが、今回はドレッサーと合わせて使っていただくことを想定したスツールを選択しています。
『アナと雪の女王』の作中、アナとエルサの衣装やメイクが多く変化する点が印象的で、そこから着想を得ました。

スツールにテーマを落とし込む際は、どうしても概念的になってしまうので、インテリアとしても素敵に思ってもらえるように、かつキャラクターがイメージできるようにバランスを取る設計しています。

作品を表現をするための理想のフォルムが実現できています

MAGIC of CHEMISTRYはペア企画ということで、主役キャラクターの関係性に注目し、ディズニーの世界観そのものをリサーチしたりして、「親和性のあるアイテムは何か」や「Francfrancで表現するには何が最適で、どうしたら皆様の心に刺さるか」と、徹底的に考えていました。

そうした中で、設計過程で特にこだわったのがスツールのフォルムです。

家具は耐久性が重要な要素になるので、スツールを作る場合、スツールのフレームを太くして耐久性を上げます。
ただ、今回の企画では、アナとエルサの2人をイメージしているのに対し、太いフレームだとがっしりした見た目になってしまい、イメージとは離れてしまいます。

さらに、今回はスツール単体で使っていただくというより、ドレッサーと合わせて使っていただきたかったので、できるだけフレームを細くするように、設計と素材・耐久テストを繰り返しました。

さらに、衣装をイメージした部分は、土台よりもさらに細いフレームを使って表現していて、結果として、耐久性もあり、かつアナとエルサを連想させるような、理想のフォルムのスツールが実現できました。

キャラクターらしさが出るように、形状にもこだわりました

スツールは形状にかなりこだわっていて、アナをイメージしたスツールは、アナの明るい性格や天真爛漫さをラウンドで表現し、フレームは衣装に施されている花の刺繍をモチーフにしてデザインしています。

また、エルサをイメージしたスツールは、アナとは対照的なエルサの冷静で優美な性格を六角形で表現し、フレームはエルサが創り上げたアレンデール城をモチーフにしています。

それぞれ違うデザインにはなっていますが、2人らしさを表現した座面やフレームの太さ、ピッチのデザイン、全体のサイズ感などは共通しており、2つのスツールを並べた際にも揃ってみえるように心がけました。

色味はインテリアとしての合わせやすさも意識しています

エルサをイメージしたスツールは、エルサの象徴的なライトブルーのドレスをモチーフにすぐに決まりましたが。

一方でアナをイメージしたスツールは、シックな印象にするか、街ではしゃぐシーンの伝統衣装をモチーフするかで非常に迷いました。

最終的に、2つのスツールを並べた際のバランスや、インテリアの一つとして取り入れることを考えた際の、他の家具との合わせやすさなどを考慮し、今回の色味に決定しています。

形状や色味も含め、MAGIC of CHEMISTRYのそれ以外のアイテムと合わせた際の見え方も意識し、最後までメンバー全員で話し合って開発したので、ぜひ様々なアイテムを揃えて楽しんでいただきたいです。

お部屋の空間にプラスして、世界観を楽しんでいただけると嬉しいです

開発当初は、耐久性と使いやすさが重視される家具で、テーマをもとにデザインに落とし込んでいくのは非常に難しい工程でした。
ただ、それを実現できるのはFrancfrancならではだと思い開発を進め、結果としてこれまでにないフォルムや形状にたどり着き、開発チームとしても納得できるアイテムとなりました。

細部までこだわって作ったスツールなので、ぜひお部屋の空間にプラスして、アナと雪の女王の世界観を楽しんでもらいたいです。
また、コスプレ撮影などでも活躍できることを期待しています（笑）

エルサとアナの姉妹感をデザインに落とし込んで表現しているので、ぜひ2つのスツールを並べて飾ってみてほしいです！

▼ご紹介したアイテム

▼『MAGIC of CHEMISTRY』シリーズ